いまさら聞けないフライフィッシングって?

「フライフィッシング」とは、「西洋式の毛針(フライ)を使った釣り」のことです。日本にも毛針を使った「テンカラ釣り」があります。両者の違いは、
①「フライフィッシング」はリールを使って、遠くの魚も狙います。「テンカラ釣り」は、リールを使わず、川幅の狭い日本の川にあわせて、近くの瀬を狙って釣りをします。
②「フライフィッシング」は、様々な毛針を使い、毛針で魚を騙すことに重点を置きますが、「テンカラ釣り」では、誘いの巧妙さで魚を釣り上げることに重点を置きます。

このように「フライフィッシング」には、特徴があるのですが、狙う魚は「ヤマメ」「イワナ」「ニジマス」などのサケ科の魚が中心で、大きさは小型のものから、大型のものまで様々です。

最近の情報を集めると、観光資源の開発のためか、川の上流や中流に魚を放流し、釣り客を集めている川もあるそうです。そうすると、人里近くで「フライフィッシング」が楽しめることになります。野生の魚を釣りたいという気持ちもあるでしょうが、山の奥の渓流に入るには登山の技術も必用になり危険です。釣りだけを楽しみたいのなら、人里からあまり離れるべきではありません。「フライフィッシング」は、渓流の状況や狙う魚に合わせて、フライを慎重に選び、川の中で魚と駆け引きするのが醍醐味なのですから。

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