フライタイイングについて
フライを自分で作ることをフライタイイングという。フライなどの釣り用の疑似餌を自作する場合、見た目がリアルでよく出来ているだけではだめだ。実際に水に入れた際にどのような状態になるかを考えなければいけない。パーツに使う素材、大きさ、重さなどのバランスを理解しておこう。また、狙う魚がどのような獲物を捕食するのかも知っておく必要がある。
フライの構造について
フライは実際に使用した時どんな状態になったかで出来がわかる。例えば、ドライなら水面に浮かなければならないし、ニンフなら水の中を流れなければなら…
タイイング・ツールについて1
高い精度で細かい作業をしなければならないフライ・タイイングでは専用の道具が必要になる。 バイスはフックを固定するのに使用するもので、ジョーというフ…
タイイング・ツールについて2
ヘア・スタッカーは獣毛の毛先を揃えたい時に用いられる。1ミリや2ミリのズレが影響するほどフライは小さな物なのでそうしたズレを少なく出来るこの道具は…
様々なマテリアル1
マテリアルとは素材のことを意味する。 タイイングでハックルといった場合、ニワトリの羽のことだ。交配を行った専用の物で色と模様も様々だ。ドライフライに用…
様々なマテリアル2
ダビング材はフライのボディに使用されるマテリアルだ。様々な種類と色があり模倣する昆虫に合わせて使用する。水切れがいい素材と水を吸う素材に大きく…
基本的なテクニックについて
フライがグラつくような場合、その理由のほとんどは下巻きそのものをしていないか、その巻き方の失敗だ。力を入れても解けたりずれたりすることがないように…
フライが模倣する生物1
いいフライを作るためには魚の餌となる生物のことをよく知る必要がある。 メイフライは沢山の水生昆虫の中で最も一般的だ。産卵して死んだあとは、水面に…
フライが模倣する生物2
ワカサギの様な小魚の総称がミノーだ。ミノーを模倣したフライはストリーマーに分類される。大きなトラウトはミノーを捕食するので大物を狙うときはストリーマ…